赤十字防災啓発プログラム指導員研修会を開催しました
2020.11.11

日本赤十字社大阪府支部では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、令和2年6月30日(火)まで各種講習を中止していました。
7月1日(水)以降、感染防止対策を実施し、講習内容に制限を設けながら講習を再開しています。

今般、防災啓発プログラム講習の指導員を対象に10月29日(木)・31日(土)・11月4日(水)の3日間に分けて、大阪赤十字会館にて「赤十字防災啓発プログラム指導員研修会」を開催し、61名が参加しました。

研修会で大阪市浪速区大正橋東詰北側にある石碑を紹介し現地を訪れました。
石碑には、1707年宝永地震が発生したときに、水上なら安心だと小舟で避難した人の多くが津波の被害にあったことと、長い年月が過ぎてその教訓が伝承されず、1854年の安政東海地震と同南海地震において教訓が生かされなかったことが記されており、避難する上での注意点や伝承の大切さが強調されています。
当支部としては災害が起こる前の備えとして防災教育に力を入れていますので、赤十字防災啓発プログラム講習をぜひご受講ください。