「気づき」「考え」「実行する」ことができる青少年赤十字メンバーに

5月、6月を中心に大阪府内各青少年赤十字加盟校において、児童・生徒が青少年赤十字メンバーに登録するセレモニーが実施されています。
5月7日に泉南市立信達小学校において、登録式(結団式)が実施されました。
2時間目、4年から6年の全児童が体育館に集まり、最高学年の6年生がリーダーとなって、4年生と5年生に青少年赤十字の歴史や態度目標、身近な事例を劇にして紹介し、自分たちは青少年赤十字メンバーの一員であることを認識しました。
今年初めて登録式に参加した4年生に6年生から青少年赤十字バッチ・ワッペンの贈呈があり、児童たちは制服に付けました。
信達小学校の特色ある活動は、登録式に引き続き実施される校内トレーニングセンター(トレセン)です。
3・4時間目、6年生(4クラス、134名)は、学級単位で校内トレセンに参加しました。

校内トレセンについて…
3~4名の児童で編成された8グループが、校内8か所に設置されたそれぞれ指定のポイントに移動し、そこで学習した内容を教室に持ち帰り、発表しあいます。
全グループの発表後には、クラス全員が8ポイントすべての内容を知ることができます。
①青少年赤十字って何?
②実践目標について
③「ちかい」について
④青少年赤十字のおこりについて
⑤態度目標について
⑥アンリ―・デュナンについて
⑦赤十字マークについて
⑧ジュネーブ諸条約について
担任の先生から説明を受けた後、各グループは校内地図を片手に自分たちのポイントを目指して出発しました。

限られた時間で学習し、どのように発表すれば分かりやすいかをみんな真剣に話し合っていました。
模造紙や画用紙にまとめたり、クイズ形式にしたり、また寸劇を披露したりと、工夫をして2分程度で発表しました。
学習内容を共有したあと、校内トレセンで感じたことや考えたことも話し合い、「学校のリーダーである自分たちにできることは何か」を考える機会となりました。
青少年赤十字は、児童・生徒が日常生活の中での実践活動を通じて、いのちと健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人々との友好親善の精神を育成することを目的として、様々な活動を学校教育の中で展開しています。